入社10日目
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
でぐよしです。
今日は現場で測量の練習を行ったので、その様子を書きたいと思います。
レベル
測量の1つに水準測量というものがあります。
これは、ある地点の標高を測るもので、とくにレベル(測量機)を用いたものを間接水準測量といいます。
よく街中とかで見かける
三脚の上にあるカメラを覗いている光景を見たことがあると思います。あれがレベルです。
今回はレベルを用いて、2地点の標高を計測しました。
具体的な計測方法を説明します。標高が分からないものをG.Hとし
これを求めていきたいと思います。
①B.M(ベンチマーク)と呼ばれるすでに分かっている標高が10.000mとします。
②B.S(後視)をレベルを使って計測します。そのときの読取値を1.200mとします。
③I.H(器械高)は、B.M+B.S=11.200mと計算します。
④F.S(前視)をレベルを使って計測します。そのときの読取値を0.05mとします。
⑤最後に求めたいG.H(地盤高)は、I.H-F.S=11.15mとなります。
こんな感じで、標高が分かっている点をもとに標高を知りたい点の高さを測量し、求めました。
わたしも大学時代学んだのですが、すっかり忘れてしまっていたので勉強になりました。
トランシット
トランシット(トータルステーション)は、レベルと違い、
ある点の座標を求めるのに有効的です。
今回は、トランシットを三脚に設置する練習を行いました。
勿論、トランシットを設置するのではなく、気泡を合わせ、基準点に合わせるところまでしました。
水色が気泡でそれを黒色の枠内に合わせる作業をします。
絵で解説するのは、難しいのですが、気泡を合わせるのに三脚の長さを変えたり、調節ねじで整準したりで、最初はかなり苦戦します。
気泡が合わせることができても、基準点にも合わせることができなければ、やり直しです。
実際にトランシットを触ったことがある人は、この気持ちわかると思います。
わたしも今日2年ぶりにトランシットを触りましたが、合わせるのに6分ほどかかりました。
現場では、遅くとも5分以内に合わせるとよいそうなので、練習あるのみですね。
来週から1週間測量の練習をみっちり行うそうなので、早く整準できるようになれるように努力したいと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
__________________________________________________________________________________________
私事ですが、ようやく配属先が決まりまして、関東の方(多分東京?)だそうです。現場配属は、GW後ということですが、コロナの影響でどうなるかわかりません。