土木施工管理技士の生活(一年目)

建設業のリアルをお伝えできたらいいなと思います.

入社100日目!!

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

でぐよしです。

 

気づけば、4月に入社して、早くも100日目となりました。

 

100日も経ったら仕事に慣れるかと思いましたが、

現場ごとに仕事の内容も変わってくるので、まだまだ無駄な動きが

多かったり、失敗も多いです。

 

今週の月曜から現場が始まり、4日が経過しましたが、毎日ほんとに忙しいです泣

 

自分でもこんなに忙しくなるとは、現場が動く前まで思っていませんでした。(笑)

 

わたしの所長や上司は、入社して1年目で教えないような仕事も任せてくれます。

 

特に責任が大きい仕事が多いです。

具体的には、警備会社の手配、生コンの注文が金額的に大きく、責任も大きい仕事です。

 

そのほかに、朝礼・写真管理・出来形管理・墨出し・工事安全日誌・測量・CADでの座標出し・丁張などです。

 

この中でも写真管理の仕事量がほんとに多いことにびっくりしました。

 

例えば、コンクリートの基礎を造るとします。

 

まずは、地中に埋まる基礎の深さ分、穴を掘ります。

そのときの掘削状況(1)と掘削完了(2)の写真を撮ります。

 

掘削が完了したら、設計の深さまで掘れたかレベルを用いるなどして、

出来形写真(3)を撮ります。

 

次に砕石を穴に敷き詰めます。そのときの敷き詰め状況(4)と敷き詰め完了(5)

の写真を撮ります。

 

これも完了したら、出来形(6)の写真を撮ります。

 

その次は、型枠を組んでいきます。そのときの組み立て状況(7)と完了写真(8)

を撮ります。

 

(今私の現場ではこの段階まで進んでいます。ここから先は、わたしも経験していないので想像で書いていきます。)

 

その次は、鉄筋を組んでいきます。これも同じで、組み立て状況(9)と完了写真(10)を撮ります。また鉄筋の配筋状況(鉄筋間の幅や種類)がちゃんとできているか出来形の写真(11)を撮ります。

 

そして次は、生コンを入れていきます。

生コンの打設当日は、現場で設計通りの生コンの性質であるか確認するために

スランプ(柔らかさ)試験をします。そのときの状況(12)と試験結果(13)の写真を撮ります。

 

そして生コンの打設状況(14)を撮ります。

次に型枠を脱型する状況(15)と完了(16)の写真を撮ります。

 

最後に基礎が設計の高さ(17)、大きさ(18)になっているか出来形の写真を

撮ります。

 

長くなりましたが、基礎を一つ造る工程でこれだけ写真を撮らないといけません。

 

現場によりますが、わたしの上司が前の現場で撮った写真の枚数は、3万枚だそうです。(笑)

 

基礎など完成したら見えなくなる部分の写真を撮り忘れると、最悪、基礎を造りなおさなくてはいけません。それと同時に工事が進まなくなってしまうことも十分ありえます。

 

常に緊張感をもちながら写真管理をしなくてはいけませんね。。。

 

あーー早く仕事覚えて無駄なく動きたいなーー

 

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

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なんだかんだでブログを始めて100日経過しました。

 

最初は続くか心配していましたが、皆さんがいつも見てくださり

おかげさまで累計で10,000PVを達成しました!!

 

7月からは、より現場のことについて書けると思うので、

お楽しみに!