土木施工管理技士の生活(一年目)

建設業のリアルをお伝えできたらいいなと思います.

入社41日目

いつもご覧いただいきまして、ありがとうございます。

 

でぐよしです。

 

 

皆さん長らくお待たせ致しました。

 

ようやくわたしも今日から

現場に出勤することが出来ました。

 

現場の場所は、静岡の河津町

高架橋の橋台(アバット)を造る作業をします。

 

4/23から5/10までと長いお休みを頂いたので、

身を引きしめて、業務をこなしていきたいと思います。

 

 

初出勤

朝8時前に現場に到着して、

まず朝礼をしました。

 

私のイメージでは20~30人くらいの作業員の前で挨拶をすると思っていました。

 

しかし今朝は

わたしたち元請け会社4人と下請け会社6人の計10人で朝礼を行ったので、

特に緊張せず、喋ることが出来ました。

 

朝礼では、下請け会社が今日の作業内容を報告し、それに対するKY(危険予知)活動を行います。

 

元請け会社も一緒で今日の作業全体の注意事項について報告します。

 

今日からわたしは現場に配属するため、

新規入場者面接簿というものを書きました。

 

これは、その現場に初めて入る時に

その現場全体の内容と特殊な工事をする時の注意事項について説明しておかないと

何か問題が起きた時に元請けの責任となってしまいます。

 

作業を安全且つ円滑に進めていくのに必要な教育をします。

 

その次に作業前点検を行いました。

 

長い間休みがあるときの前は資材や作業車両などが地域環境に影響が出ないように、資材をしっかり固定したり、ゴミ置き場にネットをかけるなどをします。

 

そしてGWが開けたので、

資材置き場においてあった重しの撤去や、カラーコーンの配置などを行い、作業環境を円滑に進めれるような環境づくりをしました。

 

その次に初めて現場に入るため、作業内容の説明を受け、進捗について確認しました。

 

出来形管理、安全管理、品質管理、写真管理についての説明があり、特に写真管理について驚いたことがありました。

 

写真管理では、ひとつひとつの作業がちゃんと出来ているのか、出来形を確認し、記録に残します。特に構造物が完成して、見えなくなるところの写真管理は大切です。

 

私は最初、どの部分を写真に残すのだろうか

と思っていたのですが、

国交省標準仕様書

どこの写真を撮ればいいのか細かく明示してありました。

 

午後から

お昼ご飯を食べ、12:50から昼の打ち合わせを作業所で行いました。

 

ここでは、元請け会社と下請け会社の代表が集まり、

その日の午前の作業の進捗具合と翌日の作業内容の確認を行いました。

 

会議内容では、重機や資材、工種などの専門用語が多かったり、

まだ作業内容が熟知しておらず、

まるで知らない言語で話しているかのように正直何言っているか分かりませんでした。

 

会議はだいたい20分程で終わりました。

 

その後は、現場で必要な腰道具(水平器、ハンマー、ノコギリ、スケール、ラチェット、カッターナイフ)やハーネスの買い出しをしました。

 

あっという間に時間はすぎて、

現場作業が終わり、

現場を出る時に戸締りや現場封鎖作業を行い、作業所に戻りました。

 

業務はまだ続き、作業所では、朝下請け会社が記入したKY活動表のチェック、新規入場者の資格・免許の確認を行いました。

 

新入社員は安全管理の書類を整理することが多いそうです。

 

今日はここで業務が終わりました。業務終了が18時過ぎとなりました。

 

現場初日ということで、気疲れはしましたが、これといって仕事は簡単だったのでそこまで肉体的に疲れませんでした。

 

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。