土木施工管理技士の生活(一年目)

建設業のリアルをお伝えできたらいいなと思います.

入社14日目

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

でぐよしです。

 

 

今日は、測量実習を主にしましたので、その様子を書きます。

 

 

実習のお話をする前に、今朝嬉しいことがありました。

 

 

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見ての通りiPhone11です。

これが会社から支給されまして、さっそく土木の同期全員の連絡先を交換しました。

 

建設会社で支給される携帯電話は、ガラケーのイメージがありました。

 

それが最近では、スマホを支給するということで時代の進みを感じました。

 

今このブログを書いているのもiPhoneですのでiPhoneの2台持ちになって

ちょっと贅沢な気分です。

 

水準測量

 

今日は、水準測量という標高を計測するときに採用される測量の練習を行いました。

 

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上の図をご覧ください。

今回の実習では、B.M(すでに標高が分かっている地点)を基点として、No.1の地点の標高を図りました。

TP(ターニングポイント)は、B.Mと標高を知りたいところ(ここではNo.1)の高低差が大きかったり、障害物が多くて、B.MからNo.1を直接計測できないときの中継地点として設けます。

 

最初にB.M→TP1→TP2→TP3→No.1の順番で、各地点の標高を計測します(往路)。

次にNo.1→TP4→TP5→TP6→B.Mの順番で、各地点の標高を計測します(復路)。

 

往路と復路を計測する理由として、B.Mの標高を往路と復路で計測しますので、そのとき計測した値の誤差が小さければ、計測したNo.1の標高の精度も上がります。

 

その誤差の許容範囲として±5mmだそうです。

 

わたしは、一回目に計測したときB.Mの標高の誤差が、

なんと108mm出てしまいました。

 

なぜこんなにも誤差が大きくなったかというと、下の絵をご覧ください。

 

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これは、標高の計測地点に立てるスタッフ(ものさし)の一部の絵です。

絵の右側に大きな「8」が書かれており、左側に小さく「71~80」の数字が書かれています。

 

この左の数字を読めばいいのですが、

左の大きな数字に意識がいってしまい,読み間違えて誤差が出てしまったと考えられます。

 

例えば、本当は「0.776mm」のところを「8.776mm」や「0.876mm」と読み間違えてしまいます。(私だけだと思いますが...)

 

次からは、左の数字にしっかり意識がいくようにしていき、このような読み間違えをしないようにしたいと思います。

 

ここで重要なのが

誤差が大きくなったのは、なぜかということを考えて、そのミスが起きないようにどうするかしっかり対策するように先輩から教わりました。

 

失敗の原因をほったらかしにしてしまうとまた同じミスをしてしまう可能性が上がってしまいます。

当たり前ですが、この基本の考えを大切にしていきたいです。

 

 

明日も水準測量の練習があるため、野帳(標高データを記録するための手帳)の書き方などをお伝えします。

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。