入社162日目
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でぐよしです。
今日は
「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任技能者」の
講習会に参加していて、明日は実技テストがあります。
講習は3日間かけて行い、2日間は座学、もう1日で実技があります。
今回この講習を受けた理由は、今の現場で地下深くまで穴を掘る作業(立坑工・推進工)があるからです。
地中には鉄が埋まっていて、小学校の頃砂場に行って磁石を使って砂鉄を集めることしませんでしたか?
穴を掘っていき、鉄がむき出しになり、空気に触れると、鉄と酸素がくっついて酸化します。
そのためその空間にある酸素がどんどん無くなっていき、無酸素空間が生まれます。
酸素濃度が低い状態で、
人がそこに立ち入るとすぐに気を失ってしまい最悪、死に至ります。
高度経済成長期の頃は建設ラッシュで建物がどんどん建てられているなか、トンネル工事も多く、酸欠で亡くなったからがとても多かったそうです。
酸欠の怖いところが、目に見えないということでちゃんと管理していないと命取りとなります。
また酸欠で倒れている人を発見して、すぐに助けようとしたら、その人も酸欠となり、2人死んでしまう事故も多いと聞きます。
わたしも正直講習を受ける前の酸欠のイメージは、軽くて、
一瞬気絶するだけでまたしばらく経つと起き上がるんかなって思っていました。
酸欠の防止策として、
ちゃんと奥底まで空気を流し込み、穴の中に入る前には、酸素濃度計測器で酸素濃度を測定することが大切であると思いました。
また、酸欠で倒れている人を発見したら、すぐに助けようとせずに、安全帯・命綱・空気呼吸器等の装備をしっかりして、入口には監視者をおいてから救助することを忘れないようにしたいと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。