土木施工管理技士の生活(一年目)

建設業のリアルをお伝えできたらいいなと思います.

入社28日目

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

でぐよしです。

 

 

今日もこちらの本から学んだことを書きたいと思います。

 

 

 

建設業の現状とこれから 

バブル期に入社した方々は辞められると困るので、

会社から大切に育てられました。 

 

バブル期から東日本や熊本の大震災の間、建設業は、不況・不安定の理由で、

30~40代の社員は少なくなってしまいました。

 

そのため今から入社する若手には、大きな希望と期待を会社が望んでいます。

 

特に今会社が抱えている問題を5つ挙げます。

 

①建設系の有資格者の不足

②見積(コスト)競争に勝てない

③IT化の遅れ

④未来を見据えた取り組みが不十分

⑤社員が自己研鑽しない

 

①建設系の有資格者の不足

施工管理技士の資格を持つと、主任技術者・監理技術者となり、また工事実績をある程度積むことが受注条件となることが多くなってきています。

公共工事(国や県からの発注)では、資格と実績が重要視されます。

 

そのため若手には、早く資格を取得することで会社に大きく貢献することができます。

 

②見積(コスト)競争に勝てない

施工コストを下げれず、特に民間工事の受注が難しいそうです。

そのため材料の値段を勉強したり、歩掛(ある作業を行うのにかかる労力・時間を数値化したもの)を調べることで見積競争に勝ちやすくなります。

 

③IT化の遅れ

国土交通省は、数年前にICTを推進したもののなかなか効果が出ていないのが現状です。

 

建設CALS/EC、電子納品、CIM、BIMなどを早く取り入れて

効率的に業務をこなしていく必要があります。

 

最近聞いたものですと、はんこ問題ですね。

 

コロナで不要不急の外出を避けるよに言われていますが、

なんと書類にはんこを押すためだけに会社に行くという話を聞きました。

 

ほんとに無駄だと思います。

コロナを機に電子印鑑を取り入れるといいですね。

 

④未来を見据えた取り組みが不十分

品質管理や生産性アップのシステム開発、協力会社の教育、環境保全対策などの取り組みが進みにくくなっています。

 

わたしは、1年前から日経コンストラクションを購読して、

様々な会社の技術やノウハウ、スキルアップ方法を学んでいます。

 

とても勉強になるので皆さんも読んでみてください。

 

⑤社員が自己研鑽しない

 

学生は勉学が本分ですが、

学校を卒業して社会人になっても勉強をしていかなければいけません。

 

なかなか仕事が忙しくて勉強をする時間がないという方も多いと思いますが、

毎日5分でもいいので仕事や人生で役に立つ勉強をしましょう。

 

毎日5分勉強することで勉強に対する抵抗も少なくなり、習慣になります。

 

参考書には、

教育は与えられるものではなく、自ら生かすことである

と書かれております。

 

ただ単に作業をこなすのではなく、常に学ぶ姿勢を大切にして行動しましょう。

 

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。